女部屋での出来事
しぇりー 様
風呂上りに俺が部屋に戻ろうとしたとき、なにやら
サンジが女部屋のドアに耳をくっつけているのを目にした
「てめぇそこで何やってんだ?」
「マリモかよ・・・」
「悪かったな。けんか売ってんなら買うぞ」
「・・・ちょっとこっち来てみ」
そう言ってサンジは手招きをしてきた
「気持ち悪ぃな」
「いいから、聞いてみろよ」
「なんで俺がそんなことしなきゃなんねんだ」
「いいのか〜お前の(認めた訳じゃねえが)ナミさんがどうなっても?」
「どういうことだ」
「自分で確かめろ」
言われるままに俺はドアに耳をつけた
「あっ そこわ・・・」
「駄目よ航海士さん。ちゃんと遊んでくれなきゃ」
「でも そこわ」
「だ〜め 手加減はしないって言ったわよね?」
「い、意地悪!」
「ふふふ♪」
「駄目って・・・なにやってんだアイツら;」
「きっとこの中は秘密の花園だぜ 覗きてぇ〜」
「アホか!んなことよりナミがあぶねぇ」
「心配は無用!相手はロビンちゃんだ。男じゃねえ」
「男じゃなけりゃいいのか!?」
「黙ってきいてろ」
「ロビン〜」
「だって航海士さんたら、可愛いんだもの」
「もっと優しくして ね?おねがい!」
「しょうがない子ね」
俺ともあろうものが聞き入ってしまった
「どうだ?こんなナミさん」
「あぁ?」
「たまにはこんな姿もいいんじゃないか?」
「ふざけんな」
「わりぃ、わりぃ おっ!」
「ロビンっ 強すぎ・・・もう好きにして」
「あら、ならあ〜んなてや、こ〜んなて使っちゃうわよ?」
「や〜〜ん」
「もう聞いてらんねぇ ロビンぶった斬る!」
「おい、何する気だ?早まるなよ 入るなって」
ガチャッ
部屋に入った俺は自分の目を疑った。ナミがベットで・・・
――――チェスをしてる?――――
「はぁ?」
思わず俺は素っ頓狂な声を出してしまった
「はぁ? はこっちのセリフよ!」
「何やって・・・」
「なによノックもなしに女の子の部屋に入るなんて」
「俺はてっきり・・・」
俺はすべてナミにしゃべっちまった・・・
「ってぇ んなに殴んな!」
「そりゃ殴るわよ勝手にヤラシイ妄想なんかして」
「元はといえばお前が変なこというからだサンジ」
「そうね、サンジくんもゾロと同じ10万ベリーの慰謝料よ!」
「ほんといい迷惑だぜクソコック」
「てめぇこそ必死になってたろうが」
「「やんのか?」」
ゴンッ
「やめんか!大体ね、ロビンとそんなことするはず無いでしょうが!」
「ですよね・・・」
「だな」
「あら?航海士さん私はいつでもその気よ?」
さっらっと言ってのけたロビンはにこやかに
微笑みながら女部屋を後にした
その場に残された3人はというと
サンジはイケナイ妄想に走り目がハートに
ゾロとナミはその場に凍りついて動けなかったとさ
めでたし!
(2009.09.23)