だんだら −1−
雷猫 様
新撰組・・・幕末、京の治安を守るために結成された、国の警察組織。
「近藤さんはまだこねぇのかよ?」
「誰のために奉行所行ってると思ってんだ参次。この馬鹿野郎!!助平が!!!」
「そこまで言う事ねぇじゃないですか〜。。ただ太夫のお梅さんと仲良くしただけじゃないですかぁ〜vv」
「襲うのが仲良くすると同じなのかこの馬鹿参次!近藤さんの面目丸潰れだぜ。」
「ひっでぇよな・・鬼副長・・・・(ボソッ。」
「あんだと?」
「なんでもありませんv土方副長vv」
新撰組隊士達の朝は、副長土方歳三と副長助勤の参次(サンジ)の口論で始まる。
まぁだいたいは参次が悪いのだが・・。
ここでそれぞれの名前を紹介しておく。
まず船長ルフィは、琉日。
我等がゾロが、零蕗。通称時雨。
我等がナミちゃんは、那美。
ウソップさんは、鷽羽。
サンジくんは、参次。通称助平(笑。
チョッパーくんは出ません。ごめんなさい!配役ができませんでしたぁ・・。
ロビン姉さんは露罠。
ということです。でわ本編に戻ろう。
「参次また怒られたのかぁ??アッハッハッハッ!!こりねぇ奴だな!」
「おめぇに言われたかねぇよ琉日!お前だって昨日そばただ食いしたんだろうがよ!!」
「あれは鷽羽に言われてしたんだよ!!犯人はあいつだ!(ビシッ。」
「いや俺かよ!」
「鷽羽・・・・。てめぇ笑いながら見てやがっただろ・・・・・。」
「琉日なんて、お前のお気に入りの露罠と仲良く話してたんだぜ?」
「えぇ!?俺は露罠にお勘定お願いしてただけ・・・。」
「どうせただ食いさせてもらったんだろうがぁぁぁ!!!」
朝飯の後は、この3人の喧嘩だ。
「っうるせぇ!!せっかくゆっくりできる時間が台無しではないか!!」
そう怒鳴ったのは、二番隊隊長の永倉新八である。
結局いっつもこうなるのだ。
「いいじゃねぇか、新八っつぁん。おもしれぇしよぉ!!」
笑って見ているのが十番隊隊長の原田左之助だ。こいつもかなりの助平で、参次と気が合うらしい。
「左之!てめぇ食ったもんは全部台所へ持ってゆけ!おつねさんに迷惑だろうが!!」
「そうだぞ左之助!!綺麗な女性に片させるとは武士として何事だ!」
つねとは、局長近藤勇の妻である。
「さっ、参次までなんだよ!・・分かったよ。持ってきゃいいんだろ持ってきゃ!!」
時に鷽羽が言う。
「あれ?時雨は??」
「さっきからおらんな。」
「朝飯食ってないようだが・・・・。」
−島原−
「・・・・また来られたのですか・・・・・・?」
「あぁ・・・、来ちゃ悪いか?」
「いいえ・・・・、来て頂いた方がうれしいですが・・・・・・、京に帰らなくてもよいのですか?」
「よい。沖田に言われて入っただけの浪士組。いる理由もない。」
「零蕗様・・・・。沖田様の次に腕が立つと言われたあなた様がこうしてそばにいてくれて・・・私は嬉しゅうございます。」
「那美・・・・・。」
那美は島原の有名な店、花家の太夫であり、零蕗の恋人である。
零蕗に命を助けられ、恋に落ちたのだ。
「時雨の奴、また那美さんと会ってんだぜ。」
「なに〜!?時雨・・・あの馬鹿野郎がぁ・・・・。なんであんなに綺麗な人と時雨がっっ??」
「参次よりは時雨の方が男らしいであろう・・。」
「あっ、ひっっでぇ副長!!」
「くすくすっ・・、まったくその通りですよ、参次さん。」
「総司まで・・・・。なんでだぁ〜??」
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(2004.03.25)Copyright(C)雷猫,All rights reserved.
<管理人のつぶやき>
新撰組隊士ゾロと太夫ナミ。時代劇らしいセリフ回しなので、どこかしっとりした雰囲気。
雷猫さん曰く「もしルフィ海賊団が新撰組に入っていたら?」ということで、新撰組なルフィ海賊団です。新撰組・・・今年の旬ですね(笑)。
キャラの名前の読み方は、基本的にそのまんまでよいそうですよ!
さてさて、いったいどんなお話になっていくのでしょう〜?