Mysterious Love・2



みづき様

「何だ、此処にいたのか。」



この日の夜、海に碇を下ろし停泊していたGM号。

就寝し始めたクルーもいる中、天候や海上のチェックをしていたナミは
自分を呼ぶ声に振り向くと、声の主であるウソップの姿を目にする。



「どうしたのよ、こんな時間に。」
「・・・って、見張りだ・見張り。」
「あぁ、そうか・・・。」



この日の夜は満月で月明かりはあるものの それでも薄暗い為
彼の姿を認めるまで少し時間を要していたナミは
すぐに思い出したのか、気付いた様子を見せた。



「へぇ〜。今夜は随分と星が綺麗に見えてるな。」



そしてウソップは そんな彼女の隣に立つと夜空を見上げ、そのままゆっくりと見渡す。

月明かりの差し込む中、その明かりの助けとはならないまでも
上空には万遍なく、星々が綺麗に光り輝いていた。



「雲は殆ど無いし空気も澄んでるから、綺麗よね。」
「あぁ。このままだと明日は晴れるか?」

「まぁね。風もそれなりには吹くと思うわ。
気候も安定してるし、そろそろ次の島に着きそうよ。」

「おぉ、そうか。たまには陸にも降りねェとな〜。」



その星達を見上げたまま ウソップはしみじみとした口調で呟き
そんな彼を見たナミはというと、その様子に思わず笑いが零れてしまう。



「・・・んだよ?」
「だって、ウソップったら 口調が思いっきりオヤジなんだもん。」
「あぁ? そうだったか?」
「うん、思いっきり。」

「・・・。」

更に続けて言われると、複雑な様子を見せるウソップ。



しかし 次には安心した顔を見せ
ナミはそんな彼の様子を見ると、不思議に思ったのか すぐに首を傾げた。



「・・・何? あたしの顔に何かついてる?」
「いや・・・俺の気の所為だったなと思ってよ。」
「え? 気の所為って・・・?」

「あぁ、まぁ・・・ここ2・3日 お前の様子が変に見えたんだけどな。」
「・・・。」

「ん? どうした?」



するとナミは ウソップを見たまま少し驚いた様子になり
そのまま彼へと言葉を続ける。



「ねぇ、ウソップ・・・もしかして、他の皆も気付いてたりする?」

「いや・・・そりゃねェだろ。
俺が何となくそう思っただけ・・・って、ん??」

そしてウソップは途中で言葉を区切ると、今度は彼の方が驚いた様子を見せた。



「やっぱりお前、何かあったのか?」
「あったって言う程 大げさな事じゃないんだけどね・・・。」



それからナミは彼から視線を外すと
上空の月や星を反射している水面を見据える。



「あのなぁ ナミ・・・そうやって溜め込んじまうのは お前の悪い癖だぜ?」
「え?」

「別に 俺に話せとは言わねェけどよ
言いたい事があんなら、相手にぶちまけた方がお前の為だって。
それが無理でも、同じ女なんだからロビンに話すとか、方法があんだろ。」

「ウソップ・・・。」



見透かされた様に言われたナミは すぐに驚いた様子を見せたのだが
そう言ってもらえた事が同じ位嬉しかったらしく
ウソップの腕に自分の腕を絡めると、そのまま彼に嬉し顔を向けた。



「な、何だ!?」
「ありがと、ウソップv」
「わ、分かった! 分かったから、離れろって! 驚いたろが!」



そしてウソップは直後に慌てた様子を見せると、すぐに彼女の腕を離す。



「ちょっとね・・・自分でもどうしたらいいのか 分からなかったのよ。
でも そう言ってもらって、気が楽になった。ありがと。」

「そ、そうか・・・。
まぁ どうしても話せないってんなら、母親に話すのもいいんじゃねェか?
俺から無理に聞こうとも思わねェしよ。」

「え?」



そんなウソップが振り向いた先にあるのは蜜柑畑。



「うん・・・そうしてみようかな。」
「おう。」



遅れて目にしたナミもそう呟くと、2人は改めて顔を合わせた。



「まっ、お前の悩み事っていったら、大方予想はつくけどな。」
「え?」

「どうせゾロのこったろ。」
「・・・。」



その後、突如出たゾロの名前に驚いた様子を見せるナミ。
どうやら図星だったらしく、ウソップは直後に得意気な顔を見せていた。



「な、何で分かったの!?」
「いや、お前ってゾロの事じゃ結構露骨だし。」
「ウソ・・・。」

「本人や他の奴等は そうは思ってねェみたいだけどな。
このウソップ様は全てお見通しって訳よ。」

「はぁ・・・。」



そうしてすぐ、再び得意気な顔を見せるウソップ。
ナミはそんな彼を前に空返事をするしか出来なかった。



「まぁ、アイツは言葉足らずなトコがあるけどよ
あれでいてお前の事は良く思ってるみてェだし、信じてやれって。」

「それは・・・分かってるつもりだけど・・・。」

「なら、問題ねェな。」
「え?」

「後はお前次第だろ。アイツにぶちまければ問題ねェって。
待ってるより、お前から向かってけばいいんじゃねェのか?
アイツなら多分、お前を受け入れるだろ。」

「あたし次第・・・?」

「あぁ。どうしてもそれが出来ねェっていうなら、母親に聞いてもらえばいいしな。
要するに お前1人で溜め込んでる必要はねェってこった。」

「ウソップ・・・。」



そうしてウソップは 彼女に柔らかい笑みを向けると
そのまま頭の上にポンッと一旦手を乗せる。



「まぁ アイツとの事が上手くいったら、上手い酒でも奢ってくれ。」
「あ、うん・・・。」



それからウソップはナミに背を向けると
右手をひらひらと振りながら見張り台へと歩いていった。





(後はあたし次第、か・・・。)





その彼が昇り着いたのを見届けたナミが、続いて視線を送ったのは蜜柑畑で
彼女はそのままゆっくりと歩き出し 蜜柑の樹の前に立つ。



「ベルメールさん・・・。」



そして 目の前にある葉を手にしながら、同じ様にゆっくりと樹を見上げた時
その聞き慣れた声は彼女の耳に突然と聞こえて来た。





「ナミ。」
「・・・!?」





見るとそこには、薄暗い為 読み取れない表情をしたゾロが立っており
それは あまりに突然で、ナミは自分の隣に立つゾロを見る事しか出来ない。



「い、いつからいたの!? もう・・・足音立てずに来ないでよ。」
「・・・。」

「ゾロ・・・?」



しかし この時、やっとゾロの顔をはっきり見たナミは
自分を見るその真っ直ぐな視線に、少し驚く様子を見せた。





「ウソップと随分 楽しそうに話してたじゃねェか。」
「え・・・見てたの?」
「見たくて見た訳じゃねェ。」

「そう・・・。ちょっとは妬いた?」
「別に。」



その棘のある言い方が気になったナミだったが
それを言うといつもの様になってしまうのが分かっていたのか、それ以上は言わず
再び蜜柑の樹の方へと視線を移す。



「ちょっとね・・・相談に乗ってもらったって感じかな。」
「相談?」
「うん。ウソップに話せて大分楽になった。」
「・・・。」

続けて言うナミの言葉に、ゾロの視線は更に強くて鋭いものとなったのだが
彼女はそれに気付かず 視線はそのまま樹の方へと向けられている。



「ウソップに言われたの・・・ちゃんと話せって。
溜め込むのはあたしの悪い癖だから ぶつかってみろって。」

「話せって・・・俺にか?」
「・・・。」

それから俯くと、小さく頷くナミ。
その視線は握っている両手へと向けられ、彼女はその手に力を込めた。



「あたし、ね・・・ここ何日かずっと考えてたの・・・アンタの事。
付き合うようになっても そんなに変わってないけど
それでも あたしの事気に掛けてくれてるのが分かって、凄く嬉しいし
キスしてくれる時も・・・その度に凄く幸せだなって思うの。」

「・・・。」

「でも・・・でも、ね・・・。
そしたら今度は・・・何で・・・抱いてくれないんだろうって思うようになっちゃったの・・・。
そう思ったら急に不安になっちゃうし
そんな事考える自分が凄く嫌で・・・どうしたらいいのか分からなくなっちゃって・・・。」

「ナミ・・・。」



ナミは俯いている為、ゾロから窺い知る事は出来ないが
彼女の顔は真っ赤に染まり、いつしか瞳も強く閉じられている。



「ウソップはあたしの様子が変だったのに気付いてくれてて
それで話してみろって言ってくれたの・・・。」

「そうか。」

「ゴメン・・・急にこんな事話して驚いたよね・・・。
あたしの事軽蔑したよね、ゾロ・・・。
でも、言わなきゃと思ったの・・・。あたし・・・あたしね・・・。」



「あぁ・・・分かってる。」



そして聞こえてきたのは柔らかい声。



「ゾロ・・・?」



その声に顔を上げたナミの先にいたのは、真っ直ぐに自分を見ているゾロ。

包み込む様なその眼差しに ナミは視線を逸らす事が出来ず
彼女もまた、真っ直ぐにゾロを目にしていた。



「お前から言わせちまって悪かった・・・。」
「え・・・?」
「軽蔑なんかしちゃいねェから。」
「ゾロ・・・。」



「俺も同じだ・・・お前をずっと抱きたかった。
ただ そうしちまったら歯止めが利かなくなるのも分かってた。
一度お前を抱いたら、自分が欲しいと思った時に抱いちまうのが分かり切ってる
・・・だから俺は お前を抱かなかった。」

「ゾロ・・・。」





そうしてナミの身体はふわりと動き、ゆっくりとゾロの腕の中へ。





「ナミ?」
「・・・。」

そのままゾロの肩の辺りへと顔を埋めたナミ
・・・ゾロもまた、そんな彼女を優しく包み込んだ。



「アンタが遠慮するなんて思わなかったわ。」
「もう その必要はねェけどな。」



そんな彼を見上げたナミは笑い掛け
ゾロもまた彼女を見ると笑ってみせる。



「ゾロ・・・?」



しかしその笑みは何処か含みのあるもの。



「え・・・っ・・・!?」



ナミがその事に気付いた時
ゾロはそんな彼女の耳へと舌を這わせていた。





「ちょ、ちょっと待って・・・!」



彼女が止めてもゾロはそれを止めようとはせず
耳の中を円状に舐め回し、耳朶もまた中心へ向かい何度も舐め取る。



「ゾロ・・・! ゾロってば・・・!」



そして休む事なく彼の手はナミの背中へ。



「待って、ウソップが・・・!」



その回された腕を必死に押さえたナミは
耳へと舌を這わせているゾロと、やっとの事で顔を合わせた。



「どうせ寝ちまって、気付いてねェよ。」
「だからって、此処でなんて・・・。」
「別にいいじゃねェか。母親にだって お前が女だってトコ見せてもいいだろ。」

「・・・バカ。」
「・・・。」

言うが早いか、ゾロは口端を上げてみせ
ナミは顔を赤らめると、彼から視線を逸らす。



それを肯定と受け取ったゾロは、再び彼女へと顔を近付けた。



「・・・ん・・・・・・っ・・・。」



今度は反対の耳と舌を入れたゾロは そのまま中を舐め回し
その舌が今度は首筋へと移動すると
何度も舐めては 時折その首筋を軽く銜え込む。



「・・・は・・・・・・・ぁ・・・・・・。」



それを繰り返す内、徐々にナミの息は荒くなり
いつしか瞳も閉じられ、顔は上へと逸り返り
ゾロの前には より一層鮮明に、彼女の胸元が視界に入る事になる。



寝着代わりのキャミで隠れているそれを目にしたゾロは
首筋を舐め銜えながら ゆっくりと手を滑り込ませ
彼女は風呂上りで下着を身に着けていなかった為
ゾロは意図も簡単に触れる事に。

初めて触れるその柔らかな感触に ゾロの手の動きは徐々に早くなり
キャミの中では その度に幾度と無く形を変え、ゾロの手を受け入れている。


そうして後 ナミの首筋にあったゾロの唇は更に下へと移動し
彼はもう一方をキャミの上から銜え込んだ。



「あ・・・・・っ・・・ああ・・・・・っ・・・。」



その銜え込んだまま ゾロは舌を使い
先端だけでなくその周りもキャミの上から執拗に舐め取り
中では直に触れている手の動きもその早さを増している。



その両方からの感覚にナミの息は更に上がり、意識もいつしかその場所へ。

そんな彼女から洩れる息遣いや、顔を埋めている為 直に分かる彼女自身の匂い
・・・ゾロもそれらに纏われ その動きは余裕さえ無くなった様にも見え
彼自身もまた、そんな自分が疼いているのを自覚し始めていた。



「・・・。」



それを確かめるかの様に、ゾロは続けて逆の手を動かし始めると
やはり寝着代わりにナミが履いているカットパンツへ手を伸ばす。

あっさりと手に掛かったそれは 彼の手によってするすると下ろされたのだが
彼女の意識はそのままな上 息をするのもやっとな状態な為気付いておらず
ゾロはそのまま、その手を腹部の更に下へと動かした。



「あ・・・ああ・・・・・・あああ・・・・・・。」



其処が既に濡れているのは布越しでも分かり
触れた瞬間 覆い隠しているそれが湿っている事に気付くゾロ。



「や・・・だ・・・・・・っ・・・!」



やっとの事で気付き声を出したナミだったが既に遅く
ゾロはそれには答えず、奥から手前へと 掌で何度も布上から撫でていく。



「あ・・・・・・ああ・・・ん・・・・・・あ・・・っ・・・。」



上からは手が這われているだけでなく銜え舐められ
下からは布越しに撫で上げられ
ナミは次第に身体の力を無くすと、ゾロへと体重を掛けるようになる。



その時には既に、ナミから溢れ出る液が覆っている布だけでは収まり切らなくなり
自分の脚を伝い落ちるだけでなく、ゾロの手や手首の辺りまでも濡らしていた。



「あ・・・あ・・・・・・はぁ・・・っ・・・あ・・・ん・・・・・・。」



そして ゾロのそれは一向に止む事はなく
上からも下からも攻め上げられ、ナミの息は荒さを増していく。





「あぁ・・・・・・ッ・・・・・・・。」





ゾロはそうしている事にいつしか我を忘れ
意識を戻したのは、彼女の腕が視界に入った時。



「・・・。」



見るとそこには彼の肩に頭を預け くたりとなっているナミ。

そんな彼女に気付いたゾロは オレンジ色のその髪をゆっくりと撫で
そのまま顔を合わすと、ナミに柔らかく笑ってみせた。



「ゾロ・・・?」



まだ息が整っていないらしく、荒い息遣いで名前を呼ぶナミ。



「え・・・っ・・・・・・!?」



ゾロはそんな彼女をふわりと抱えると その場に彼女を仰向けに横たえ
脚をゆっくりと開かせながら、最後の砦とも言うべきその薄布をするりと抜き取った。



「・・・。」



そして その艶めかしい光景に、ゾロの視線はその一点へと集中する。

まだ完全とは言えないまでも
生え渡るその間には たった今まで其処から流れ出ていた液が絡まり
ゾロの後ろ・・・更に上から注いでいる月明かりに反射し、僅かながらも光を放っていた。



「見ない・・・で・・・。」



ナミは視線を逸らそうとしないゾロを前に顔を真っ赤にすると
ぽそりと呟いてすぐ、着たままのキャミを少したくし上げ顔を隠す。



「・・・。」



その可愛らしくいじらしい仕草に、ゾロはもう一度笑みを零すと
そのまま彼女に覆い被さり、キャミを下げると再び顔を合わせた。



「ゾ・・・ロ・・・?」



そうしてゾロは額に口付けると彼女にもう一度柔らかい笑みを見せ
そのまま身体を彼女の脚の間へと滑り込ませる。


間を置かず、ゾロの指が腹部の更に下へと再び向かい
逆の手を再びキャミの中へ這わせ 膨らみに辿り着いたと同時に
まずは中指だけを其処へと滑り込ませた。



「あああ・・・ッ・・・!!!」



途端にナミは瞳を強く閉じると首を上げ反り返り
ゾロはその中指の抜き差しを繰り返し 膨らみを揉みしだきながら
再び息を荒くし 頭を小刻みに揺らすナミに、まるで舐める様な視線を送る。


すると あっという間に下からは新たな液が流れ出し
それはゾロの中指や掌だけでなく、手首や船床までも濡らしていき
それを確かめるが早いか、彼はそのまま人差し指も滑り込ませた。



「や・・・っ・・・! いや・・・・・・っ・・・!」



その2本の指は 途端にもう1人の彼女を掻き回し
暫くそうしている間に、ゾロは彼女の感じ易い部分を把握し 責め立てていく。

その間もナミの胸の膨らみは キャミの中でゾロの手によって形を変え
下では指が動く度に擦れるその感覚に襲われ
彼女の息は完全に上がっていた。





「・・・。」
「え・・・っ・・・?」





ところがゾロは、次の瞬間その動きをぴたりと止め
キャミの中から手を抜くと、彼女自身からも2本の指を引き抜く。

その引き抜かれた指の代わりに 次には舌が這われ
ゾロはまず液を舐め取る様に、下から上へとゆっくり舌を動かした。



「あ・・・・あぁ・・・・・・。」



その動きは止まる事なく、徐々に早くなりながら
何度も繰り替えし下から上へと舌を動かす。

そうする内 彼女からは条件反射の様に再び液が流れ始めたのだが
ゾロはそれを飲み込もうとはしなかった為
口元や顎の方へとそれは伝い、時折船床の方へと滴り落ちる。


そのゾロの様子など知る由もないナミは
ざらつき それでいてぬめった彼の舌の感触に耐えるのに必死で
その伸ばした手は、いつしかゾロの髪を掴んでいた。





それから どの位の時間が経っただろうか・・・。





「ゾ・・・ロ・・・・・・。お願・・・い・・・・・・。もう・・・・・・。」



息も絶え絶えで掠れていた声ではあったが、その声をはっきりと聞いたゾロは
舌の動きを止め、ゆっくり顔を上げると身体を起こす。



「いいのか?」



そして ナミは自分を覗き込む彼と顔を合わせると、そのまま小さく頷いた。



「大丈夫だから・・・。」
「・・・。」



そんな彼女の髪を掬いながらゾロは微笑みかけ
その彼の表情に安心したのか、ナミはきゅっと瞳を閉じる。




そうして 開いている脚の中心に当てられたのは、固くそそり立つゾロ自身。
僅かに濡れているそれに 身体をビクリとさせたナミだったが
彼女は次の瞬間、ゆっくりとその侵入を許した。





「あああ・・・ッ!!!」



それまでゾロに濡らされたとはいえ、痛みが伴わない訳はなく
2人はそのまま動かず、共に呼吸を整える。



「動くぞ・・・。」
「う・・・ん・・・。」



そうして後 ゆっくり奥へと自分自身を押し込んでいくゾロ。
最奥に到達しては腰を引き、徐々にその動きを早くしていく。


ナミもまた 初めて触れたその熱さ・暖かさに嬉しさが込み上げ
ゆっくりと彼の首へと両腕を回していた。





「・・・ロ・・・ゾロ・・・ゾロ・・・・・・!」
「ナミ・・・!」





そうしてナミは何度もゾロの名を呼び
ゾロは一度だけ彼女の名を呼ぶと、彼女の耳元へ顔を近付ける。





そして 彼はそのまま幾度となく腰を突き上げ、ナミの最奥へ自身を放つと
共に意識を手放す寸前、彼女へ一言だけ囁いたのだった。





                                 ☆



「気が付いたか?」
「ゾロ・・・。」



意識を戻したナミが、ゾロの腕に収まっている事に気付いたのはすぐの事で
彼女はすぐに顔を赤らめると、ゾロの胸へと顔を埋めてしまう。



「・・・どうした?」
「ゴメン・・・何か、嬉しいっていうか 恥ずかしいっていうか・・・。」
「そうか。」



それから彼は、そんなナミの髪を何度も優しく撫でていた。



「どうしよう・・・あんな大きい声出しちゃって、ウソップには聞こえちゃったよね・・・。」
「さぁな。そん時ゃそん時だろ。」

「いい加減。」
「まぁ こればっかりは仕方ねェからな。」



そうしてすぐ、改めて顔を合わせる2人。



「あのね、ゾロ・・・。」
「ん?」
「ありがと。あたし、凄く嬉しいよ。」

「・・・俺もだ。」
「え?」
「それに気持ち良かったぜ、お前の此処。」



ゾロは腕を下へ伸ばすと 未だ晒されているナミの其処に掌を置くように触れ
ナミはすぐにまた顔を赤らめると、再び彼の胸に顔を埋めた。



「・・・エロゾロ。」
「ま、否定はしねェよ。」



それからゾロは 放られている彼女のカットパンツや下着を手にすると
再びナミをふわりと抱き上げる。



「え!? ゾロ!?」
「悪ィな。もう少し付き合って貰うぜ、ナミ。」
「え!?」

「夜は長ェし、丁度いいだろ。」
「ちょ、ちょっと待って! 何処に行くつもりなのよ!」

「何処って、お前の部屋に決まってんだろ。」
「って、何言ってんのよ!部屋にはロビンが・・・!」

「アイツなら今頃 俺達と同じ事になってんじゃねェか?」
「ど、どうしてよ・・・?」

「此処に来る時コックがいなかった。
ついでにキッチンの明かりも付いてたとなりゃ、同じってこったろ。」

「・・・。」



「決まりだな。」
「・・・。」

そして 口端をあげるとニヤリと笑ってみせるゾロ。
そんな彼をナミは睨み見るが、効果は全く無かった。



「じゃぁ お願い聞いて。」
「あ?」
「さっき最後に言ってくれた事、もう1回言って。」
「・・・。」



しかし 続けて言うナミの言葉は真剣なもので
見上げている彼女の目は まっすぐにゾロを見ている。





「あぁ。」





そうして再びナミの耳元へ近付けられたゾロの唇。
それは先程囁いたのと全く同じ言葉を囁き
2人はそれから顔を合わせると、ゾロはゆっくりと女部屋へと向かって行くのだった。





END


<管理人のつぶやき>
うちに裏ができたので、そのお祝いとして
junble shopのみづきちゃんが裏SS書いてくれると言ってくれました!このお話、表の「mysterious Love」の続編とのことです。
付き合い始めたものの次の段階へ進めないでいた二人でしたが、ナミの勇気を出しての告白で、ようやくもう一歩踏み出すことができました。援護射撃してくたウソピーにも感謝です(しかし、ナミの“声”を聞いたウソピーの反応が気になる・笑)

みづきちゃん、裏モノがんばって書いてくれてありがとう!!ナミが可愛いくて(←ココ重要)嬉しかったよ♪

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