王宮からランスール伯爵サンジのところへ非公式な召喚状が届いたのはその2日後であった。
しかも差出人は自分から借金をしている国王ルフィではなく、第一王妃ナミ。
サンジは大きな獲物がかかったことを知った。
賢妃と世にも誉れ高いナミ王妃。
相手にとって不足はない。彼女なら現実的で、自分が欲しいと思うような条件を突きつけてくるに違いない。
彼は武者震いを止められなかった。

 

とある国の出来事 −5−




サウス宮へはルフィへのご機嫌伺いによく訪れていた。そこでナミに会ったことがあるし、議会や王宮の舞踏会でも会ったことがある。しかし、ノース宮―――後宮を訪れたのはこれが初めて。
選びぬかれた美女達が住まう館と彼は認識していた。

サンジは第一王妃の部屋の応接室に通され、その高級感とセンス溢れる室内に溜息を漏らした。

そこへ、

「ランスール伯、お久しぶりですね。」

凛としたよく通る声が響いた。
結い上げられたオレンジ色の髪。理知をたたえた琥珀色の瞳。桜色の唇。細く白い首筋。身体の線を覆い隠すようなスッキリしたスタイルのドレスでも隠すことができない豊かな胸の双丘。

これぞ最高の芸術品。

サンジはそんな思いで目の前に現れたナミを凝視する。

「ご機嫌麗しゅう。第一王妃殿下のご尊顔を拝し奉り、恭悦至極に存じます。」

サンジは恭しく片膝をつき、ナミの手を取るとその項にキスする。
以前、ビビが通された応接間のソファにサンジも促され、腰を下ろす。ナミも彼のテーブルを挟んで正面のところに座った。

「伯爵もお元気そうで。事業の方もすこぶるご順調のご様子で何よりです。」

何気ない挨拶だが、言葉の裏に自分に対する非難を感じるのは自分に後ろめたいところがあるせいか?
サンジはそんなことを考えながらも笑顔を絶やさなかった。

「さて、前置きはこれくらいにして、早速本題に入りましょうか。ご自分がどうして呼ばれたかお分かりでしょう?伯爵、どうぞ言葉を崩してざっくばらんにお話下さいな。私もそうしますから。」

ナミの双瞳が光った。サンジはそれに一瞬見とれた。

「畏まりました。さて、本題とは何でしょうか。」

「言わずもがな、ルフィの借金のことよ。単刀直入に言うわ。お金は無いの。アリス王女との婚姻も無かったことにしてほしい。そして、『ストロー紋章』は返してもらう。」

「これはまた、がっかりさせて下さる。」

「もしそうならどうする?」

「とりあえず、紋章をグランフェイトに売り付けに行きます。
きっと高く買ってくれるでしょう。
あちらも寺宝を人に預けたという落ち度がありますから、現在の大主教猊下の首が飛ぶかもしれませんね。
それから国王が書いた借金の証文を持って法律院(この国の裁判所にあたる)に訴えて、事情を洗いざらい話します。
王は弾劾され、国民からも非難されるでしょう。悪くすると退位を迫られるかもしれません。
或いはメディアにこの話を売りますかね。世は泰平。退屈しのぎに王室のゴシップは最高ですから。」

サンジは眉一つ動かさず、平静な表情で淡々と言葉をつむぎ出す
しかし、その瞳には挑戦的な色が浮かんでいた。
ナミはそんなサンジの物言いにも冷静さを失わずに聞いていた。

「つまり脅迫するってわけね?そんなにしてまでお金が入り用なのね。理由は何なのかしら?」

「理由?そんなものはありません。別にお金が欲しいわけでもない。
自然な流れでいつのまにかこうなっただけで。ま、あえて言えば、アリス王女をいただきたいとは思っていますが。」

「嘘がお上手ね。」

「嘘?これは異なことを承ります。何を根拠にそんなことをおっしゃるのか分かりかねますが。」

「あなたが言いたくないのなら、私が言ってあげましょうか。―――バラティエ城。」

その言葉にサンジの目が僅かに見開かれたのをナミは見逃さなかった。

「約400年前に初代ランスール伯爵が建設した城ね。湖上の真中に立つ、それは美しい城だったとか。あなたのおじい様のゼフ卿はその城をレストランにして一般国民にも開放してらっしゃったわね。店内の装飾は一級品、料理は飛び切り美味しくて、それ自体芸術品のようだと言われていた。この国の迎賓館としても頻繁に使用され、来賓をバラティエ城でもてなすことが当時の最高のもてなしだった―――14年前、火事で城が焼け落ちるまでは。」

「そんな昔話が何だって言うんです?」

「声が震えているわよ、伯爵。その火事であなたはおじい様とお父様を同時に失い、あなたは弱冠17歳でランスール伯爵家の家督と事業を継いだ。でもその後事業が思うようにいかず、債務が増え、とうとうバラティエ城を手放した。そして、それを買い戻し、再建したいと思っている。だからお金が必要。違う?」

「・・・・。」

「しかも、先月、最近までのバラティエ城の持ち主だった某男爵から買い戻したばかりね。でも残念ながら資金が底を突きかけている。焼けて朽ち果てた城を再建するにはあと10億ベリーは必要。そこで一計を案じたあなたはルフィをそそのかして紋章を奪い、10億ベリーの証文を書かせた。ルフィにお金が無いことも見越してアリス王女の降嫁支度金を狙った。」

そこまで言って、ナミはサンジの顔を探るように覗き込む。




賭けは当たったのか?外れたのか?

このカードを落としたらもう後がない。




ナミは祈るような気持ちでサンジの反応を待つ。

話の途中から顔を伏せていたサンジはやおら面を上げて、

「その通りですよ。よく1日2日でそこまでお調べになりましたね。私の過去はすぐ突き止められると思っていましたが、城の売買まで調べられていたとは。あれは登記院に届けず、秘密裡に行っていたのに。一体どんな手を使って調べられたんですか?」

サンジは溜息を漏らしながら感嘆したような声を上げた。

「蛇の道は蛇。優秀な諜報部員がいるの。」

ナミはウソップの顔を思い浮かべながら言った。
サンジは胸ポケットから一本、タバコを取り出した。

「一服しても?」

「どうぞ。」

彼は深く吸い込み、やがて紫煙を吐き出した。そしてゆっくりと話し始める。

「まだ幼い頃、私は祖父にバラティエ城へよく連れて行かれました。城は夢のように美しく、華やかだった。祖父が作る料理は最高で、自分もこんな料理を作れるようになりたいと思い、幼いながらも祖父からその技術を学びました。あの頃は祖父も父も健在で、私にとって人生最良の時だった。それがあの火事で一瞬にして焼け落ちてしまいました。」

サンジは遠くを見るような瞳をする。まるで遠く過ぎ去った幻影を見つめるかのように。

「家督を継いでからの私は辛酸を舐めるばかり。火事でこうむった賠償金の支払と事業の行き詰まりが重く圧し掛かり、城は手放さなくてはならなくなってしまった。ランスール家の繁栄の象徴だった城をです。母も心労で亡くなりました。信用してた人に借金を踏み倒される。右腕には金を持ち逃げされる。女には振られる。本当に人生が嫌になりましたよ。おまけにこの国のクソ貴族どもは商売をする貴族を奇人変人扱いする。奴等は事業がうまくいけば嫉妬して嫌味を言い、うまくいかなければそれ見たことかと見下して嘲笑う。うんざりです。おかげで私は貴族社会ではすっかり異端児ですよ。」

そこでサンジは一度言葉を切った。ナミは息を呑んで続きの言葉を待った。

「その後事業が成功しても心にはいつも穴が開いたようだった。どれだけ稼いでも虚しいんです。女にも溺れてみましたけど、心まで満たしてくれる女性とは巡り会えなかった。一度でもいいからかつての幸せを再現したい。その手掛かりが私にとってはバラティエ城なんです。あの城の繁栄が私の幸せのイメージと直結しているんですよ。だからどうしてもあの城を取り戻したかった。丁度その頃、城を手に入れていたクソ男爵があの城を取り壊すという噂が流れてきました。それで急いであの城を買い戻したわけです。」

サンジは手に持つタバコの火を見つめながら話した。

「なるほど、分かったわ。そこで私の提案なんだけど。」

「え?」

そうだ、今は取引の真っ只中だった。サンジは急に我に返った。

「あなた、どうしてもバラティエ城を再建したいのよね?それをお手伝いするわ。」

「どういうことです?」

「バラティエ城は我が国の創始に建設された名城。つまりこの国にとっては重要な文化財なの。その文化財の再建という名目で国が資金援助することにする。これなら元老院も承認するでしょう。
半分ぐらいは補助できると思うから、お金に換算すると10億ベリー以上になるんじゃないかしら。
もしそれ以上に費用が嵩んでも、大半は国が出すでしょう。
そして再建のあかつきには、あなたが昔と同じようにレストランにするといいわ。
その際には国がバラティエ城を迎賓館としてまた利用させてもらうから、定期的に利用料を支払うことになるわね。
現在、国内外の賓客は月平均5人程度だから、最低月に5回は100人〜500人規模の大きな会食の受注が得られるわよ。その代わり、この条件でルフィとの一件を帳消しにしてほしいの。」

10億ベリーか或いはそれ以上のお金と、その後の定期的で安定した大型注文の確保。
商売人にとっては非常においしい話だった。
一方、国にとっても、昨今失われていく屈指の名城の再興は文化振興上とても喜ばしいことであった。

「もちろん、受けますとも。私はこんな好条件を飲まない馬鹿ではありませんよ。」

「じゃあ。」

「ええ、ストロー紋章はお返しします。」

その返答を聞いて、ナミはようやく心から安堵の溜息をついた。

「今は丁度、政府予算案の作成の時期。この予算案に盛り込めれば、来年度早々に補助金が下りるでしょう。」

「これ、あなたが考えつかれたんですか?さすが賢妃と噂されるだけのことはありますね。」

向かい合わせに座っていたサンジは立ち上がり、何気ない様子でナミが掛けているソファへ身を移し、腰を下ろした。

「あなたが国王陛下の妻でなければ是非私があなたを妻に頂きたいくらいだ。」

「あら、アリス王女が良かったんじゃないの?」

「確かにアリス王女は将来最高の貴婦人になりますよ。でも現在の最高の貴婦人が目の前にいるとしたら、そちらをまず頂きたいと思うものじゃないですか?」

サンジはナミの肩に手をまわし、顔を近づけた。

「それに伝え聞いていますよ。王のご寵愛が薄いとか。寂しい思いをされているんでしょう?私にはあなたをほっとく男がいるなんて信じられませんがね。まぁあのルフィだからそんな芸当ができるのかな。とにかくどうです?その寂しさを私で埋めてみませんか?」

「ルフィを夜遊びに誘った次は私を火遊びに誘うの?・・・・でも、火傷をするのは今度はあなたの方かもね。」

「・・・・そのよう・・・ですね。」

サンジがナミの肩に手をまわした瞬間に殺気を感じた。その時初めてカーテンの後ろに潜んでいる人物の存在に気がついた。完全に気配を消していたわけである。サンジは振り向く前にその殺気を放っている人物が誰であるかが分かった。なるほど、こいつならそういう芸当でも難なくできるだろう、と思った。

「久しぶりだね、ロロノア・ゾロ君。軍人士官学校の寄宿舎以来かな。あいかわらず不毛な役割を担っているようだな。」

そう言ってサンジは静かに目線だけを後ろに向けた。
ゆっくりとカーテンの間からゾロが現れた。腰の剣に手を掛けている。

「王妃殿下から離れろ。」

錆びを含んだようなゾロの低い声が響く。

「ああ、この手がお気に召さなかったのか。これは失礼。」

サンジはさっとナミの肩に置いていた手を離し、身を離した。

「そう言えばあなた達、士官学校で一緒だったわね。」

「そうなんです。こう見えても親友同士なんですよ。」

サンジの白々しい言葉にゾロは顔をしかめた。

「それにしても近衛隊長がこの場にいるというのは・・・私があなたの条件を飲まなければ力づくで飲ませようって寸法ですか。」

「ちがうわ。しばらく監禁でもしようかなって思ってただけ。」

さらりと笑顔で恐ろしいことを言うナミにサンジはその特徴のある眉を微かに顰める。
彼はそこまでされるとは思っていなかった自分の甘さに気付いた。
そして自分とナミの身分の違いを実感する。
彼女は権力者なのだ。一人の臣下の存在を抹消しようと思えばいつでもできるはず。
そうはせずに彼女はフェアな立場で自分に条件を持ちかけてくれた。

「どうやらあなたを敵に回すのは私にとって得策ではないようですね。」

「それにしても伯爵、どうしてルフィをカモにしたの?あなたも知っているでしょう?王族は土地建物をたくさん所有してはいるけれど、自分では自由に処分できないの。一般貴族の方が簡単に財産を自由にできるのよ。面倒くさい王族を狙うより、あなたが言う『クソ貴族』を狙った方がずっと効率的だったと思うけど。」

「先ほども言いましたが、私は貴族社会ではツマハジキ者でしてね。私の話に乗ってくるカモはなかなかいないんです。ルフィはそんな私にも心を砕いて接してくれました。本当に良い御方だ。」

「そんな相手をカモるなよ。」

ゾロが突っ込む。

「ま、背に腹は代えられないということで。ルフィが私に紋章を見せびらかしてくれたことが発端と言えますかね。それからこの策略を考案しましたから。」

ナミはルフィの軽率さを思い出してまたもやコメカミが痛んで片手で押さえた。

「アリス王女を巻き込んだ理由は?」

「アリス王女なら私の妻として不足はないと思ったことは事実です。ただ、本音としてはコトを大げさにしたくは無かったというのがあります。お金さえ貰えればいい話だったんで。王族の婚姻問題なら内密にされるのではないかと思いました。アリス様を選んだのは御子達の中で一番慈しまれてるからと、彼女が絡めば必ず貴女が動くと読んだからです。」

サンジは口角を上げてナミを見つめた。

『ストロー紋章』の件だけなら外交問題として片付けられてしまうかもしれない。
しかしそれでは事が大きくなってしまう。もうそうなって「とある国」の国際的な評価が低下すれば、自分の事業にも悪影響が出てしまう。できれば内々に事を終わらせ、金だけ頂きたい。

王家との婚姻問題なら公にすることを避けようとするだろうし、後宮にまで話は波及するだろう。
後宮に話が及べばナミの耳にも当然届く。

また、ルフィには3人の娘がいるが、アリスの母親はナミと仲が良いビビ第二王妃。
ナミとソリが合わない第三王妃を母親に持つ姉達ではなく、アリスを選べば必ずナミが力を貸すはず。そう踏んだわけである。

「じゃあ、私もあなたの計略にまんまと乗せられたってわけね。」

ナミは苦笑いを浮かべてサンジを見つめ返す。

「いえいえ、あなたは私が想像していた以上の成果を私にもたらして下さいました。私は満足です。どうもありがとう。」

吹っ切れたような笑顔を浮かべ、サンジはソファから立ち上がり、ナミに向かって右手を差し出した。

「この場合、素直にどういたしまして、と言っていいものなのかしらね。」

そう呟きながらナミもサンジの手を取って立ち上がる。

「今後何かあったら、今度は力をお貸ししますよ。何なりとお申し付けください。」

「まあ。それは心強いわね。」

ナミはニッコリと微笑んだ。


会見は終了したのだ。



***



その夜も王の使者が第一王妃のもとを訪れたので、王妃付きの侍女達は色めきたった。

「3日連続でお召しがあるなんて!やっとうちの王妃様にも春が来たのね!」

その様子をナミは複雑な気持ちで見つめた。

確かに昨日も一昨日も王の寝所に呼ばれた。
でも単に伯爵との会見についての打ち合わせや文化財保護規定の見直し、元老院に提出する補助金の申請書作成、バラティエ城の再興に便宜を図るための補助の諸制度の洗い直し・・・といった事務的な業務をこなしていただけ。
その場にはゾロも同席していたし。

そして問題の会見も本日無事に終了し、懸案の紋章も午後には王宮に届けられた。
アリス王女の婚約も誰にも知られぬまま反古となった。
全てが一件落着したのだ。
後の事務処理は万事ウソップが取り計らってくれるはず。
だからもう自分が夜に召される理由など無いのだが・・・・とナミは思った。



「ルフィ、どういう風の吹き回し?もう私の用は済んだでしょ?」

「冷てー言い方だな。夫婦なのに。せっかくお前の労をねぎらおうとしてんのに。」

薄い夜着だけを身に付けたナミが寝所に入っていくと、既にルフィも寝間着一枚の姿でベッドに腰掛けて足をぶらぶらさせていた。当然のことながらこの場にゾロはいない。

「へー?あんたが私の労を?どうやってねぎらってくれるのかしら♪」

ナミは腰に両手をあてて、からかうように言う。

「お前、いちいちつっかかんなよ。いいからこっち来い。」

そう言われてナミはやっとおとなしくにルフィの横に腰を下ろした。ルフィは遠慮がちにナミの腰に手を回し、引き寄せる。自然、ナミはルフィにしな垂れかかる格好になった。

「ルフィ・・・。」

「ナミ、ありがとな。お前が何とかしてくれなかったら、俺本当に困ってた。何もかもお前のおかげだ。もっと早く相談してりゃ良かったって思うよ。」

そう言ってルフィは唇でオレンジ色の髪を掻き分けてナミの額にキスした。

「今回はルフィも苦しんだものね。いいのよ、ビビとアリスのためだもの。」

「それだけか?」

「・・・・そして、ルフィとこの国のため。ずっと前にも言ったでしょ。私は結婚するとき、一生ルフィを支えていくことを誓ったの。」

お返しとばかりに今度はナミからルフィの頬にキスをする。
そう、14年前のあの日に誓った―――あの人と共に。

「ナミ」

ルフィは名を呼んで、そのままナミをゆっくりと広いベッドの上に押し倒す。

「まるで新婚の頃みたいね。こんなに幾日も夜をルフィと一緒過ごすのは。あの頃はまだイースト宮殿に居て、妃も私一人だったものね。だから私のことを一番に愛してくれた。」

覆い被さってくるルフィの首に両手を回してナミは囁く。

「今だって同じくらい愛してるさ。」

「うそ。今は1/5の愛情でしょ。」

「いや、それは違うぞ。俺の愛情は増えるんだ。5倍になったんだよ。」

ルフィの真面目な返答にクスリとナミは笑みを漏らした。

「まったく調子いいんだから・・・。」

そのまま会話は途切れ、2人はともに白いシーツの波の上を緩やかに泳ぎ始めた。




FIN

 

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<あとがき或いは言い訳>
長いお話にお付き合いいただき、ありがとうございました。
最後、ルフィ×ナミになってしまい、抵抗のあった方もおられたかもしれません。
私はゾロナミストなんですが、ルフィ、ナミの関係も大切に考えているんです。
また、このお話には前段があり、それはゾロ×ナミ色が強い。
いつか書きたいと思っています。(→とある国の過去編『
誓い』へ)

FEINT−21の森アキラさんが、ナミ第一王妃のイラストを描いてくださいました。→

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